2011年3月12日(土)

E90 インスペクションのリセット手順 − ミッチョさんより

今回は、E90に乗り換えられたミッチョさんより、インスペクションのリセット手順のレポートをいただいたので紹介しよう。ピンセットは必要ないらしい。


少し前からオンボードコンピューターに、リアブレーキパッド交換が近いという黄色い表示が出ていたのだが、ついに下の写真のようなリフトアップの赤い表示が出た。整備必要のサインである。これが、エンジン始動時とエンジンを切った時の両方にゴング音とともに常に表示される。


整備の警告表示

また、エンジンをかけるたびにiDriveのモニター一杯に「リアのブレーキパッドが消耗しました。ディーラーでパッド交換をしてください」と表示され、コントローラーを操作しないと消せない。

以前のBMWは、ブレーキパッドが残り約3mmとなると、センサーがローターで削れることによって警告を出すだけだった。ところが最近のBMWやMINIは、センサーだけでなく走行距離によってオンボードコンピュータからも警告を出すようになっている。パッドセンサーも、ローターに接触しはじめた時点と、断線した時点の2段階の信号をコンピュータに送るようになっているようだ。

リアのブレーキパッドを確認してみたところ、KRANZのGIGAシリーズの低ダストのものに交換されていて、残量はまだあった。また、パッドセンサーは取り外され、インシュロックで固定されていた。多分、前オーナーが低ダストパッドに交換した際にセンサーを外し、インスペクションのリセットをしなかったのではないかと想像できる。

エンジンをかけるたびにおおげさなエラー表示と、その表示を消す操作が面倒なのでリセットすることにした。

 

【リセット方法】

手順1:

キーを差し込んで、ブレーキを踏まずにエンジンONボタンを押して、エンジンをかけずにイグニッションONにする。OBCの表示が落ち着いたら、トリップメーターのリセットボタンを長押しするとエラー表示の出ていた項目が最初に表示される。


トリップボタンを長押ししたところ

手順2:

リセットしたい項目であることを確認し、ウインカーレバー先端の「BC」ボタンを押す。すると「RESET」と表示される。


リセット表示を出したところ

今回はリアブレーキだが、その他の項目でも操作方法は同じであり、項目を変更する場合は、ウインカーレバーのダイヤルを操作する。

手順3:

ウインカーレバーの「BC」ボタンを長押しすると、時計マークが回転してリセットされる。下の写真はリセット完了後の表示である。46,000kmと表示されているのは、次回の警告までの走行距離か?


リセット完了直後の表示

パッドセンサーは、昔のBMWより高額で1個3,680円もする。インスペクション表示は、安全のため、一般ユーザーには便利な機能だと思うが、メンテナンスを趣味とする者にとっては「よけいなお世話」である。今回のリセット後も、パッドセンサーは、外したままにしておこう。


最後に書いてあるように、パッドセンサーを外すのは「メンテナンスを趣味にする者」だけにとどめておこう。普通のユーザーはパッドセンサーを取り付けた方がいいだろう。

末尾ではあるが、いつも有用なレポートをいただいくミッチョさんに感謝する。


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