2009年4月9日(木)

E38 メーター球の交換 − コウヒロさんより

今回は、E38にお乗りのコウヒロさんより、E38のメーター球交換のレポートをいただいたので紹介しよう。E39も同じ構造かな?


DD様、皆様こんにちは、以前「E38 座面シートパッドの交換」を掲載していただきました、コウヒロと申します。

最近は不具合もなく(実際はたくさんあるんですが(笑))、快適な車生活を送っていました・・・。

が、そんなある日、通勤のために車に乗り込むと・・・。

あれ・・・? なんか、暗いぞ・・・?

なんと、温度計が休みではありませんか! ご主人は仕事だというのに。(笑)

・・・まぁ明日になれば点くかも・・・。

次の日・・・、点きません!(当たり前)

目の前にあるだけに、すごく気になります。 表示が見えないのに、外気温3℃以下で、「ポ〜ン♪」とかなると、心臓に悪いです。(苦笑)

液晶のドット欠けは、E38、E39の定番ですが、ライト自体が点かないというのはお目にかかったことがありません!(涙)

液晶のバックライト? 光電管の故障? むちゃくちゃ高そうだぞ?3万円くらいかかるかな?

などと、考えを巡らせていると・・・、

あれ? (写真ではよく分かりませんが、)真ん中から右のほうにグラデーションがかかった様に暗くなっています。

・・・ということは、光電管とかじゃなくて、電球が入っている・・・?(ちょっと期待)

そういえば、DD様のHPで、E39のメーターをばらしていたメンテがあったような・・・。

ありました!(嬉)

2006年11月23日(祝)のミッチョ様の「E39 クラスターメーターの脱着・分解方法と液晶ドット欠け」メンテです。

さっそく参考にさせていただきます。


(画像はE38です。)

やはりメーターの下に、電球が入るようなソケットがあります。(嬉) さっそく部品屋さんに発注です。

 

数日後、部品が届きましたので、さっそく分解を始めます。

分解方法はミッチョ様のメンテが詳しいので、簡単に説明させていただきます。

 

E38は、この部分2箇所がトルクスで押さえられているだけなので、2〜3分で外れます。テレスコを一番手前に、チルトを一番下に動かしてスペースを作ります。

精密部品ですので、静電気には気をつけましょう。

白色、青色、黒色の3種類のコネクタがありますので、慎重に外します。

メーターを外した後です。

コネクタを上に外した後に、

下のツメを押しながら、右にスライドさせます。

そうすると、こんなふうに外れます。

5個のアダプターが確認できます。

電球です。アダプター一体型です。5個交換します。 取り外しは、マイナスドライバーか、小さなソケットレンチを使用します。

反時計回りに、45度回すと外れます。取り付けは、時計回りに45度です。

あとは、逆の手順で組んでいきます。

完成しました。(写真が少なくてすみません。)

ばっちりです。(嬉) こころなしか、交換前より明るいような・・・? 気のせいかな・・・?

お約束ですが、なんということでしょう。まるで新車のようです。(笑) そんなことはない?(笑)

 

最後に、部品番号と値段ですが、

部品番号 62111391260 値段 1個480円(!)です。

案外高いです。

ただ、毎日見るものですので、満足度はかなり高いメンテになりました。最後になりますが、作業の参考ならびに趣味の時間として楽しんでいただければ幸いです。


E38もメーター照明に電球を使っているのは、E34と同じだ。機会があればLED化?(笑)

末尾ではあるが、有用なレポートをいただいたコウヒロさんに感謝する。



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