2007年2月27日(火)

シフトゲート周辺の補修 − まるちんさんより

今回は初投稿の まるちん さんよりシフトゲート周辺の補修レポートをいただいたので紹介しよう。


まるちんのE34(93年式)のATシフトは、

という問題を抱えておりました。

今回、DDさんのメンテ記事を参考に自分なり修正いたしましたので、投稿させていだきます。

まずは、ATシフトの木目カバーを取り外します。なお、この作業の詳細は過去に投稿記事がありますので省略させて頂きます。

裏側はアルミの薄板となっています。

この状態で、パネルのソリを測定すると、中央部で約1cmとなっています。

これでは、剥がれたり、割れたりするのも当然ですよね。おそらく、このパネルは打ち抜きプレスにて成型されたもの思われますが、その時に発生した残留応力にてパネルが反ったのではないでしょうか。

当初、このソリを修正使用としましたが、困難なので諦めて、このパネルの下のボードに皮革を張り、見た目を復旧することにいたします。

まずは、この状態からインジケーターパネルを取り外します。ここから、古い粘着シートをこつこつと剥がします。剥がした後の写真を次に示します。

あまり変わっていないように見えるでしょうが、実際に変わっておりません(笑)。やり始めて3分で挫折しました。どうせ皮革の下に隠れるので、明らかに剥がれているとこを削除しただけです。

皮革を張る為には、車用の両面粘着シートを使います。E34のパネルは非常に大きく、A4サイズ2枚使用します。 @798円×2枚=1,596円

皮革は、パネルの両端に巻き込みたいので、折り曲げやすい薄手の製品を選びました。色は値段・材質を満たす製品がこの色しかなかったので、濃紺といたしました。サイズは60cm×43cmで1,380円でした。

余談ですが、皮革よりも粘着シートのほうが高くなってしまいました。この手の粘着シートは自動車製造メーカーも使用していると思われますが、どのくらいの価格で購入しているのでしょうか。単品での購入はあまりに高価です。

ボードに粘着シートの貼った後、ボードより一回り大きく粘着シートを裁断いたします。この辺はラフでも大丈夫です。またシフトのシャフトの通る穴周辺もカッターで抜きます。

皮革は購入後、キチンと四折して保管したので、キチンと(?)十字に折り目がはいっていました。しかたがないので、皮革のアイロン加工には何の知識もありませんが、低温+スチームにて皴を伸ばします。

次にペタッと皮革をボードに貼り込みます。また話がそれますが、この写真も見ても皮革と粘着シートの価格差が感じられますよね。

次に粘着シートの形に合わせて、皮革を鋏でカットします。最終的には、ボードの裏に皮革&粘着シートを巻き込んだ後にカットしますので、ここでのカットも細かいところ気にせずカットします。

次に、シフトのシャフトが通過する穴周辺をカッターで抜きます。ここは、抜き加工の穴が

ことになります。

細かく書きましたが、加工はラフでも部品で隠れる部分の調整できるマージンがありますので、アバウトな加工でも大丈夫です。なお、この写真で判るとおり、皮革にはかなり傷があります。購入時にはいわゆる「奉仕品、B級品」の断りがありました。こだわる方は皮革の選択にも拘ってください。

次に皮革をボードに外側に巻き込んで、その上で余分な部分をカッターでカットします。皮革が薄手なこともあり、粘着シート+皮革でも簡単にカットできました。これで、皮革の張り込みは終了です。

 

後はE34の定番メンテです。お決まりのシフトゲートカバーの破断です。自分のE34もこのようになっておりました。

メンテ記事を参考に修正しましたが、それにしてもチャチなつくりです。

今回、この手の部品の調達はSPEEDにて調達しましたが、発注数1に対して、納品数が2となっておりました。噂では、非常に寿命画が短い部品とのこと、その時に備え、余分は1個は大事にとっておきます。

シフトノブのボタンも壊れていました。このボタンが押し込んだ状態で戻らず、D→N→Rのシフト操作もボタン操作無しで行える状態となっていました。

改善策といたしまして、E39のシフトノブを購入し取り付けることにしました。その際は、本メンテ記事を参考させていただきました。

改善した写真も最後に示します。

このようにオリジナルの黒の皮革、今回の貼った青の皮革、そしてシフトノブの金属光沢が、狙い通りにマッチして・・・・・いない(苦笑)。実にまとまりがない。どう考えても青の皮革が浮いている。

ここは、本当であれば (1)カーボンプレート (2)アルミプレート としたかったのですが、加工の難易度、価格(カーボンプレートは必要サイズだと4,000円!)のため諦めました。これは次回の宿題として、残しておきます。できればアルミにきさげ加工のプレートとしたいのですが・・・・・ありますかねー?


いかがだろうか? 最後の「オリジナルの黒の皮革、今回の貼った青の皮革、そしてシフトノブの金属光沢が、狙い通りにマッチして・・・・・いない(苦笑)」の部分が笑ってしまった。あるある、こういうの・・・(笑)。

末尾ではあるが、初投稿にもかかわらず、わかりやすく面白いレポートをいただいた まるちん さんに感謝する。


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