2006年1月12日(木)

ドアミラーの電動ガルウィング化 その8 − 新制御回路 設計編

ドアミラーの電動ガルウィング化 その4 − 制御回路」で、ドアミラーの電動格納モーターを制御する回路を設計・製作したのだが、実はその回路は時間でモーターのON/OFFを制御する簡単な制御回路であった。そのため、モーターがロックしてから少しの間、モーターに過電流が流れてしまう。

一応、回路中にはポリスイッチを入れて、モーターロック時の過電流を抑制しているのだが、本来、モーターのロックを検知してその時点で電流を切断してやらなければならない。

そこで、制御回路を再設計することにした。再設計した回路を図1に示す。


図1 再設計した制御回路

ロック検知機能付きブリッジドライバーのTB6501P等のICを使えば簡単なのだが、探しても手に入らなかったため仕方なく代替回路を設計することにした。

モーターのロックを検知する方法だが、モーターがロックするとモーターの抵抗が小さくなり大きな電流が流れることを利用して、モーターに流れる電流変化を電圧変化に変換してPICのA/Dコンバータで計測する方法を用いた。電流変化を電圧変化に変換する際には、モーターと直列に2.2Ω1Wの低抵抗を入れている。1Wの抵抗ではあまり余裕がないのだが(計算値では約0.5W)、ドアミラーが動作する数秒のことなので大丈夫だろう。

また、PICにはA/D変換付きの8ピンICのPIC12F675を用いた。リレーのコイルをドライブするトランジスタには、ディジタルトランジスタ(?)のRN1201を用いて部品点数を減らしている。

PICのプログラムは、上記のような制御方式の変更により多少複雑になっている。プログラムは、こちら

なお、この回路の製作については「ドアミラーの電動ガルウィング化 その9 − 制御回路 製作編」で紹介する。(「いつまでこのネタで引っぱるねん!」というツッコミはなしの方向で・・・、笑)


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