2005年11月4日(金)

メーター照明電球の交換 − yamakawaさんより

以前に「メーターバックライト交換 − お奉行号」でメーターの照明電球の交換作業を紹介したが、今回、yamakawaさんより詳しいレポートをいただいたので紹介しよう。


今回は小さめの不具合で、メーター照明のバルブ交換です。麦球1個なんですが、ポジションがわからないと夜間は怖いです。

今回のレポートでは、その前提としてM用のハンドル装着車です。E34は『ハンドル外さないとメーター取れない』と聞いてましたので、、。エアバッグ付きはこの手順では無理でしょうね。



メーターを外す前にはハンドルを一番後ろの位置に引いてください。ハンドルロックがかからないようにキーは付けたままです。ウインカーは下側に倒しこんでください。

では、作業に・・・、


メーター固定ビス

このプラスタッピングネジを外してください。これで、メーターは抜けます。重たいので抜けそうに思えませんが、抜けます! 上側を指先でつまんで、グリグリと左右・上下に揺さぶりながら抜きます。


ここまでは抜ける

これ以上抜く前にメーター裏側の4箇所のコネクターを外してください。


左側配線を抜く


右側配線も抜く

このままでは抜けそうに無いのでブルー背面の基板を外せないかと試みました(ハンドル外せば楽だろ・・・・)。


配線抜いたところ。黒いスナップピンで固定左右2箇所


2本の固定スナップピン

ケース下側のスナップピンを回すとブルーの裏基板が抜けます。左右2箇所。それから上部は樹脂の爪ではまっているので背面基板を開けていくと抜けます(実物を観察してください)。


大変だけど上側の引っ掛けを最初

外せそうに無いように見えますが、ゴショゴショしていると抜けます。無理だと思えばハンドル外しましょう。

以下はメーターを抜く手順とはめ込む手順です。よく観察してください。抜けるんですが、あちらこちらを見ながらのハンドルとかメーターを揺さぶらないと外せません。ウインカーも下側の時にハイビームのポジションにするとか・・・・です。


メーターを抜く順番1


メーターを抜く順番2


メーターを抜く順番3


ここに少し擦り傷が


メーターはめる手順1


メーターはめる手順2


はめ込む時にはこの基板がひっかかる。


ハンドル、メーターを揺さぶるとか、位置を微調整すると入る

実は裏のブルーの背面を外さなくても抜けました。知恵の輪の難易度が上がるだけです。

バルブの交換

バルブの仕様は、12V1.5W・・白いバルブ、12V1.2W・・黒いバルブです。 


バルブを抜くのにレンチで回すと楽


抜いたバルブ

バルブは専用バルブを持っていなかったので、端子むき出しの麦球使いました。脚を広げて、抜いた端子と接触するように注意してください。(テスターで通電を確認してください。)

以下の作業の様子は参考資料です。買っておいた麦球が見つからずに、他の照明用バルブと抜き差し替えました。


金具を抜いて外したバルブ(通常、端子は金具に溶着済み。下側矢印はケースとバルブの接着剤固定みたい?)


バルブからの端子を起こして沿わせる(矢印部)


曲げた端子に接触するように金具をはめ戻したバルブ(接着するのであればシリコン系を使う事。お尻に少しだけです)

この方法を習得しておくと、OBCの照明用のバルブも専用のものではなくて、普通のBMW麦球(金具の無い、配線の足が2本出たバルブ)で対応できます。(W数の違いがあるので1.5Wが安全だと思います)

はめ戻す時に前の写真を参考にして戻し、苦労してブルーの裏配線基板を装着してください。(上側の爪が苦労します。)

点灯したATポジションランプです。


点灯したポジションランプ


修理後は点灯何故か?『PM』照明が暗いような?

写真ではわかり難いですが、PMの文字と12時の文字を比較すると明るさに違いがあるのがわかるはずです。ここの液晶パネルは2個のバルブで照明しているので、ここの1個を代用しました。

1個抜いてもこの程度なので問題無し!・・?????

まあ、バルブ物が切れたのは、これで4個目かな? 意外とバルブ切れは無くて助かってます。(フォグ1個、ブレーキランプ1個、テールポジション1個と今回のメーター照明の一部のランプ)

まあ、このままでも、何とかなるそうなので放置かもしれません。以前に購入しておいた麦球が見つかれば??+気が向けば???でしょうね??


最後の写真をみてもらうとわかるように、やっぱりPMの部分だけが少し暗いような・・・。まぁ、読めるから問題ないが。

末尾ではあるが、いつもレポートをいただくyamakawaさんに感謝する。



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