2004年8月24日(火)

ハイビームのHID化 − 岩野師匠より

岩野師匠からいただいたDIYレポートの第二弾を紹介しよう。今回もHIDものであり、詳細な手順が記載されているので、ハイビームのHID化を検討されている方は、是非参考にして欲しい(検討していない方も検討したくなる内容である)。


さて、今回は「ハイビームにHIDを装着する場合」編です。
ハイビームは、ライト内部に遮光板があり、バーナーの長さが長い物は使えません。


一番左が、取り付け台座から先端までが52.5mmの物です。
真ん中が46.5mmの物です。
一番右は、見えにくいですが、高圧がリークして、遮光版との間で火花をちらし
金属の線が一気に昇華してなくなったものです。
長すぎると、こんなになってしまいます。
ハイビームにバーナーを装着してこの状態が発生しますと、当然ですがハイビーム内部に昇華した金属が付着するので、ガラスを剥離して掃除をする覚悟が必要です。


実測で46.5mmの長さのバーナの装着写真です。
急遽撮影用にハイビームのガラスを剥離した状態で装着した写真です。
これですと、まだ6mm位は遮光版との空間が確保されていますね。
(反射板にフラッシュが写るので、反射板をティッシュで隠して撮影しています)


これは、先ほどの52.5mmを装着した場合です。
完全に遮光板に触れています・・・。この状態でバーナーを点灯させたら、一瞬で先ほど見せたバーナーみたいにハリガネ部分が昇華してしまいます。


バーナーの選択方法が決まったところで、今度はキャップの改造例です。


さて、ハイビームのキャップの裏は2重構造になっています。これはビーム内部の温度が上がったりした場合の内部の圧力を抜くためだと思います。
このキャップの外側の蓋?を剥離します。
よく見ると、ソケット近くに2個の空気穴が見えますね。


この穴にマイナスドライバー等を突っ込んで、テコの原理で?剥がします。
かなり良く接着されていますので、大胆かつ慎重に力を加えてください。


写真がピンボケですいません。
外の蓋と2つに分離できました。
中に迷路が見えますね。


この迷路を切り取ります。
ペンチでグリグリやって金属疲労(プラスティク疲労?)で剥ぎ取ります。
この写真では見えていませんが、一番上の○穴のところの板は破壊しないでおいたほうが良いと思います。


真ん中の芯?は、ニッパで切り落とします。
先ほど説明したように、この写真では、一番上の1山だけ残していますね。


剥ぎ取った後です。まぁ、汚いですが・・・お好みで綺麗にされても・・・(爆)


さて、このように、バーナーのパッキンゴムの径にあわせて○穴を開けます。
剥がした蓋も、同様に穴をあけます。


そして、ロービームの改造のように、電線を通す穴をあけます。
剥がした蓋にも同じ位置に空ける必要がありますので、仮組して重ねて空ければずれませんね。


ロービームの時と同様に、配線を通して半田付けしてあげます。
この写真は、すでにバーナーも通した状態です。


参考までに線の通り具合です。


蓋をつけても、いい感じでしょ!


はい、完成です。


以上、岩野師匠による「ハイビームのHID化」の手順であった。詳細に手順が解説してあるので、簡単にDIYで改造できそうである。バラストやバーナーへの接続に関しては「HIDバラスト加工 − 岩野師匠より」に詳しく解説されているので、参照して欲しい。

いつも陳腐な謝意の言葉で申し訳ないが、貴重なノウハウを惜しげもなく公開していただける岩野師匠に感謝する。


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